2泊3日の旅なので記録を。
【10月30日(日)】
業者の車に同乗のため、近くのエクスパーサ御在所で11時に待ち合わせ。
ここには一般道から入れる。最近大駐車場もできた。
ご主人様に送ってもらう。さすが休日、大勢の人。
伊勢道から近畿道へ。南伊勢PAで休憩。
遅めの昼食をと思ったが、ぱっとしなかったので、一服のみ。
このことをtwitterに書いたら南伊勢PAから返信が。きめ細かいサービスだな・・・
尾鷲市内まで行って昼食。国道沿いの店で天丼を食す。
尾鷲から小一時間で熊野に入った。目的地は市街地の手前の磯崎。
海側へ進むと大きな落石が!反対側はがけ崩れのあと。
あとで地元の人に聞いたら例の台風によるものだとか。
国道から数分で磯崎に到着。とても静かな港町。休日だからか船も多い。
入りになっていて、急斜面に家が建っている。
変わった堤防。窓が開いている。
いくつかの看板。この地域の様子がわかる。
いろいろ打ち合わせをして、日も暮れたので宿へ。
この日は市内のホテル「みたらし亭」へ。リーズナブルでいいホテルだった。
ネットワークはなぜかエアーステーションに優先という組み合わせ・・・
夕飯はいろいろあって一人。街中は8時過ぎでも真っ暗であまり店も空いていない。
とりあえず無難にカレー屋に。おば(あ)ちゃん一人で客無し。
カツカレーを食したが、しゃぶしゃぶ。このあたりはそうなのか??
【10月31日(月)】
少しゆっくりで磯崎へ移動。
宿泊先の「早苗旅館」へ到着。ここが拠点となる。ピンクの建物。けっこうきれい。
隣は地区の集会所。練習や準備、行事はここでも行われる。
予定確認などして、いろいろ下見など・・・
祭りはすでに始まっていて、その一環で集会所では炊き出し。
旅館の大将も女将さんも準備に参加されている。
お昼は伊勢えび汁と炊き込みご飯を一緒にいただく。贅沢・・・
1階広間には早朝から行った餅つきで作られた紅白の餅が1000個以上並べられていた。
これをおばちゃんたちがひとつづつ袋詰め。最後の餅まきで振舞われる。
夕方の行事まで時間があったので周辺をロケハン兼ねて散策。
海がとてもきれい。そこまで見える。魚もいっぱい。何かはわからないが・・・
祭りの現場の磯崎神社。すでに上りが立っている。祠には鮮やかな飾りも。
美しい夕方の景色。言うこと無し。
「宵宮」と言われる行事が夕方から始まった。
若者や年長者が伝えられている祭唄を歌う内容。
今年は初めて集会所での歌声を地区内放送で流すとの事。
順番に1曲ずつ披露し、みんなが合いの手を入れる。
激しい中にも暖かい唄。年長者が口移しで伝えているということ。
5年ほど前から若者が参加し、後継ができたと喜ばれていた。
半分は地元外に暮らしていてこの時期に戻ってくるとのこと。
湾内に響く唄。
集会所に昔の港の写真があった。噴水見たいのは何だろう??
お神酒もいただき、旅館の都合もあり、皆さんと一緒に夕食もともにした。大きな伊勢えびにビックリ。うまかった・・・
そのあとは祭りだから・・・
そこそこで失礼して部屋へ。エコなのか?エアコンには張り紙が・・・
【11月1日(火)】
いよいよ本番当日。
朝から船の準備。2石の船を繋げて飾りをつけて華やかな船に。
その後。朝ごはん。またまた伊勢えびのアラ汁が。
いよいよメインイベント。
船に宮司や唄い手が乗り込み、唄を歌いながら湾内を周遊。
このあとは神事で神社が行われた。
(こちらは24年4月までは秘密・・・
最後は餅まき。楽しそう・・・
昼過ぎに磯崎を出発。
都合で尾鷲からJRで岐路へ。遅めの昼食を駅前の食堂で。少し濃いものが食べたくなった・・・
ワイドビュー南紀で岐路へ。全面禁煙はきつかった・・・
旅はこれで終了だが、少しまじめに・・・
自分の地元では祭りが無く、こういったのに参加したのは初めてだった、伝統を守ろうとする人、引き継ぐ人の絆みたいなものを感じた。
少子高齢化が確実に影響し、若者の流出もあって、どの地域でも同じような悩みを持っているとの事。
こういったことからも不幸にも行事が続けられない地域のために映像を残すことは必要で、磯崎でもこの必要性を訴えられた。
磯崎の祭りは決して大きな祭りでは無いが、立派な祭りであり、長い期間受け継がれたものであり、この地でしか聞かれない唄もあった。
今回参加していた若者が引継ぎ、ぜひ、次の世代までも引き継いでもらいたいものだ。
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